研究活動

都市・建築において、流体力学に関係することが増え、その技術が求められています。都市の生活空間を覆う大気は、その運動によってさまざまな形で人間に関わります。弱い風のとき、熱との相互作用で都市のヒートアイランド問題を引き起こし、最近では、そのレベルが極端になった暑熱効果から、熱中症などが老人などの弱者を襲います。さらに都市域内の空気が汚れるとそれによって人間の健康を悪化させます。一方、強い風のとき、建築物などを破壊させるなど、構造的な被災をもたらし、人間の生命を脅かすことから、高層建築物が密集する地域での台風時の耐風安全性の確保は重要な課題となります。また、温暖化に伴う大気事象の不安定化は、竜巻、ダウンバーストなどの局所的な突風を発生させ、この場合、住宅は崩壊し、頑強なRC造の中層建築物でも倒壊は免れても、窓などの外装材を打ち破って流れ込んだ突風が室内の家具などをかきみだし、人間に重大な傷害をもたらします。しかしながら、こういった空気の流動現象とうまくつきあうと、微風の発生から住宅内にきわめて快適な空間を創出するというポジティブな効果が得られます。本研究室では、風の“流れ”を捉える、操る、そして親しむことをテーマに自然界で発生する大気・風の顕著事象と折り合う社会・都市・建築の姿を考えます。
本研究室では、建築の他、物理、機械工学など、様々な分野出身の大学院生が集まり、学生自身の個性に応じた勉学・生活の選択とその結果としての大学院での充実した研究・教育を達成します。

  1. “ながれ”との関わり

  2. 防災、そして環境

  3. “ながれ”を探る、捉える、操る

  4. “研究設備と研究環境(風洞&コンピュータ)

 

研究室紹介pdf

 

学生論文


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